地球の形

朝の冷涼な空気、冷たい湧水、靴紐を結び身支度、ザックを背負い山頂に向け歩き出す。
身体が温まり深く息をする、ゆっくりゆっくりと呟く。
汗が滲む、荷物は重い、時折吹く澄んだ高地の風で少しリフレッシュ、まだこれから。
森林限界を越え太陽からの光と熱の強さを直に受ける。
最後の斜面を登ると視界が開け息をのむ。
絶景、地球の形が待っていた。

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