不可算と可算

不可算と可算、英文を読んでいる時には読み飛ばすのであまり気にならないのですが、書いたり話したりとなると途端に迷路に入ります。

名詞を使う時に可算か不可算かで迷いますが、その名詞が可算か不可算かを全て覚えていることは不可能です。迷い解消のためには別の方法が必要です。

不可算か可算かは「自分の意思で使う時に決める」と割り切る方法もありかと思います。自分で決めるのですから覚える必要はありません。そして「一般的な場面か」「具体的な場面か」を判断すれば名詞の使い方は決まります。coffee を例にとってみます。

1 不可算と判断 
 ア 一般的な場面:原形
    I like coffee. 「意味:コーヒー(というもの)が好き」
 イ 具体的な場面:some を付ける
    I’d like some coffee. 「意味:(具体的な)コーヒーが欲しい」

2 可算と判断 
 ア 一般的な場面:複数形
    I like coffees. 「意味:コーヒー(というもの)が好き」
 イ 具体的な場面:冠詞を付ける
    I’d like a coffee. 「意味:一杯の(具体的な)コーヒーが欲しい」
    I’d like the coffee. 「意味:その(特定の)コーヒーが欲しい」

上記2ーイでは冠詞を判断をする必要がありますが、「a」 は具体的だけれども不特定の場合、「the」は具体的で特定されている場合です。

こう整理すると、厄介なのは上記2ーイの場合だけで残りは簡単に使えるようになります。

I don’t like coffee very much, but I have some coffee occasionally.
I don’t like coffees very muh, but I have a coffee occasionally.

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