写真の植物は高山植物の女王と言われている「駒草」です。花の形が馬の顔に似ていることから名付けられています。英名は「dicentra peregrina」、花言葉は「高嶺の花」「誇り」「気高い」「貴重品」です。
植物が育ちやすいとは言えない高山の砂礫地に群生します。こんな所に花が咲くのかというような場所です。実際に見ると、白みがかった緑の葉の中にピンクの花が咲き、荒涼とした砂礫地に優しい雰囲気を加えています。花は凛とした強さとともに可憐なエレガントさを感じます。女王と言われる所以でしょうか。
撮影時には多くの駒草が群生していて、登山道にも咲いていているようなラッキーな状況でした。
駒草の背丈は低いので横から写真を撮ろうとすると、かなり屈み地面すれすれにスマホを構えなければなりませんでした。そのため勘で何枚か撮って良いアングルのものを残しましたが、やはり良い構図の写真は撮れない結果となりました。残念。
信州大学の校章が駒草ということで、大学が遺伝子レベルで研究した内容がネットで検索できました。以下のURLをクリックすると信州大学のサイトへ行きます。
100年の時を超えて知る、コマクサの進化史
https://www.shinshu-u.ac.jp/research/highlight/2020/12/100.html
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