助動詞の使い方について身に付かない感覚が付きまといます。
「動詞を助ける働きをする言葉」と考えることを止めて、「話者の考えを反映する言葉」と理解することにしました。ポイントは考えを反映する主体は「主語」ではなく「話者」であることです。
どういうことか will で考えを紹介します。
① That is fine. あれは素晴らしい。(話者が今の事実として発言)
② That will be fine. あれは素晴らしいでしょう。(話者が先を確信あるいは期待して発言)
③ That would be fine. あれは素晴らしいだろう。(話者が先を推測して発言)
これらの場合、「主語の考え(非人称の考え)」はあり得ないので、「話者の考え」が助動詞に反映され表現されていると理解できます。
ところが、主語が「I(1人称)」の場合、「主語」と「話者」が重なるので意味に違いがでません。「主語の考え」が反映されていると誤解しやすい原因です。
助動詞は「話者の考えを表すため言葉」と理解して、使われている場面での話者の考えや気持ちを学んで行けば、自分の考えや気持ちを助動詞を使い伝える方法が手に入ります。
I’m sure you will be able to use English following your heart if you recognize auxiliary verbs as words that express speaker’s will.
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