have

have を不思議な単語と思ったことはありませんか。単純に「持っている」と言う意味の動詞の場合を始めとして、現在完了形で助動詞としての役割を担ったり、使役動詞と呼ばれる使い方もあり、なんだか色々あって掴みどころがありません。

そこで have は「自分の意識が及ぶ領域にある状態」を表していると理解します。

I have “a map”.
I have ever “been to Paris”.
普通の動詞としてのhave も助動詞としての have 「自分の意識が及ぶ領域にある状態」と理解し、have 以降はひとかたまりの目的語や句として考える。

My mom have “me” “go shopping”.
使役動詞では、母は「私」を「自分の意識が及ぶ領域にある状態」において「買い物行かせる」。

そう理解すると、例えば have と have got 、意味は同じと教えられますがニュアンスが少し違うことが分かります。後者ですが、何か got したものを have しているので、 got の「手に入れた」というニュアンスが加わり、単に have した場合と少し異なります。

I have “to go home”.
I’ve “got to go home”.
前者は「所定の時間が来るなど自然と家に帰る状況」になったので帰る必要があるというニュアンスですが、後者は「何かがあって帰る状況」になり帰る必要があるというニュアンスが感じられませんか。

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